言葉を考えれば変な表現ですが三輪バイクのトライクが世界的にもある程度定着しています。世界的な取り決めとして四輪自動車に近い三輪自動車とは違う、簡易な三輪車は制限付でバイクとして扱うことになっています。この為にトライクは車両運送法上は二輪車で、運転免許は普通免許と言うことになるわけです。では四輪バイクは成立しないのでしょうか。

四輪ならそれは普通の自動車で問題ないように思いますが、そうではなく構造や操縦が二輪車のような乗物と言うことです。実はヤマハがショウモデルとして作ったことがあるのです。テッセラクトと名づけられ、発売されるとの噂もありましたが、結局そのままになっています。このテッセラクトはタイヤは4輪ありますが、左右に傾いて曲がる構造など操縦性はバイクそのもので、しかし二輪車より安定した走行が可能な画期的な乗物でした。

実際に発売するとしたら、ピアッジオのMP3がトライクでありながら二輪車扱いになっているように、左右の車輪の間隔の狭さなどから特別扱いして登録される可能性はなくもありませんでしたが、仮に日本でそう登録できても世界中に発売するのは法律的な問題があると言えるでしょう。またバイクのような四輪車としてカワサキなどが作っているATVがありますが、これはナンバーのない完全なオフロード車です。残念ながら公道を走ることはないでしょう。テッセラクトのような安全性の高い乗物が機械的な法律の制限から走行できないのは残念なことです。